新屋温泉


新屋温泉  

■施設名   新屋温泉
■値段    350円
■住所    平川市新屋平野84-14
■電話    0172-44-8767
■時間    0630-2130
■定休    
■その他   
■訪問日   2010/ 9/09 

含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
低張性アルカリ性高温泉
41.6℃
PH8.5
300L/分
成分総計1132r/s
「無色透明、塩味硫化水素臭」

そうして新屋温泉にやってきました。
ずっと以前からあこがれ続け今回の訪問をとても楽しみにしていたところです。
そうしてここはやはり期待を裏切らない素晴らしい絶世の温泉でした。

えっ?
何が佳いのかって?

それは君、自身で訪ねて自身で湯に浸かり、自身で感じてもらうしか、この極上ファンタスティックな湯は理解し難いんじゃないかな〜
遙か青森の地を訪ねこの浴場を訪ねていったとき、きっとあなたは満足し、酔いしれて、あの永遠にオイデオイデのデーモンに取り憑かれるのかもしれません。
ああ、また何を言っているのか判らなくなってきた。

 

閑話休題。
ことほどさように新屋温泉は佳かった。
先ずこの湯の色に惹かれます。たっぷり満々とたたえられたエメラルドの珠の湯。
「エメラルドの伝説」というジュリーの歌はきっとこの浴場で造られたに違い在りません。
そうして湯の臭いもまた艶やかな芳香。
アブラ様臭、硫黄臭、そこに津軽の爽やかな空気の協奏曲。

浴槽中央にはすくっとけなげに起つ「我が塔」。
我が塔からは音もなく湯が盛り上がりそのまま湯面に落下しています。
例によって私は美味い美味いと独り言を言いながら湯を鯨飲。
どういうわけか酩酊した気分になりました。
浴感はやはり限りなく優しく全身をすっぽりと包み込む感触です。
温度はまさに適温41℃ですから神様のさじ加減がこれほどどんぴしゃりの温泉も珍しいのではないでしょうか

 

いやはや、ここにはやられました。
個人的にこういう洗い場中央に浴槽を配したスタイルも好きなんですよ。

ここにはサウナもありません、ジェットバスもありません、石鹸もシャンプーもありません、ただいっさいは極上の湯が放流せられているだけなのです。
それで充分の気がします。

 

しばし満願の時を過ごして浴室から出ました。
お上品な湯番の奥様といっとき歓談し、記念に新屋温泉タオルを購入しました。
タオルはやはりというべきか湯の色を模した美しいエメラルド色でした。

こんな浴場に遊べて幸せだな〜
止められないわけです。
今ひとたびのみゆきまたなむ

 

 

 

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