南郷夢温泉


南郷夢温泉 共林荘す 

■施設名   共林荘 
■値段    450円
■住所    横手市山内南郷大払川139-1
■電話    0182-53-2800
■時間    0600-2100
■定休    
■その他
■訪問日   2016/11/10 

泉質等失念
本館内湯は硫黄泉
新館?露天付き浴場は単純温泉

岩手秋田県境の雪の峠道を下ります。幾分谷間が広くなってきたなと思う頃、山肌の雪も少しまばらになり木々の紅葉や緑とのコントラストとともに立ち上る湯けむりを見ました。
次なる訪問地秋田横手にやってきたのだなと実感したものです。
街道をそれて南郷夢温泉の敷地に入るとそこには多くの車が泊まっています。
横手の街中からはずいぶんと遠く、県境近くの山間の地の温泉宿にこんなに多くの人たちが集うとは、立ち昇る湯けむりの情感とともに期待値はいやがおうにも上昇します。

共林荘は比較的大きな宿でフロント周りは雑然とした趣ながら飾らない民衆の公衆浴場としての顔が顕著です。周囲に飛び交う秋田言葉ににやりとしながら、本館の内湯浴場へと入ると、そこに充満する硫黄臭気とつるつる滑る床面に驚愕。
「ここはいいんですよ、ほらね湯が真っ白でしょう。それにアブラみたいな匂いもする」
「うむ、なかなか惡くないですねえ」
「でも以前に来たときはもっとものすごい大放流だったんだがなあ」
「いやなに、普通に湯が溢れ出しているじゃありませんか」
私の納得顔も同行のQ氏は、もっとすごいスペクタクルだったんだけどなあと少々不満顔です。

本館の浴場は少々手狭ゆえしばし湯に遊んだ後、新館へと転身。
450円の料金で両方のお風呂が楽しめるのだから良心的な施設だと思います。
果たして新館浴場は本館に比べて人がいません。
浴室はこちらのが大きいし、露天風呂もある。そのうえこちらも放流式湯使いなのに人気は本館浴場なのは、やっぱり湯質が、こちらは単純泉の系統であっさりたんぱく淡麗なのが、地域の人たちには物足りないのでしょうか。

私たちは広々閑散とした浴場でしばし湯につかり、露天風呂に出でて雪の山肌を見ながらまた湯につかり、顔が寒い故をもってまた内湯に戻ります。
楽しくてたまりません。
それでももう時刻は薄暮。
横手の街の赤ちょうちんがちらちらと眼前をよぎる気分です。
「そろそろ宿に行きませんか」
「うむ、異議なし」
このようにして秋田の夜へと旅は進みゆくのでした

 

 

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