<NEW>2008年度 太宰版温泉ベスト 10

わたくしが2008年に初めて入浴した温泉のベスト10です
全く私的な主観に基づくランキングです。あしからず

温泉頁との重複画像も多数ありますが、まあ大きめ画像と言うことでご容赦を


次点  金城元湯温泉(石川県)
 

金沢市郊外。市内の温泉銭湯の中にあってここ金城元湯の浴場は圧巻でした



脱衣から浴場へとがらりと扉を開けるといきなりやられました
瞬時に我が涙雨のごと。涙でファインダーがやはり今年も曇ってしまいました



いやはや、爽やかで庶民的で素晴らしい浴場でした


第10位 武田尾温泉(兵庫県)



こ、これはすごい!
その日その時の私の興奮が解るでしょうか



ロケーション佳、季節佳、お湯尚佳、浴槽最高に佳
これほどの佳品はあまりないような気がします



北陸強化年の旅からわずか3日後の強行軍でしたがヤケクソで出かけた甲斐があったというものです
満足しきって一時間も浸かりっぱなしですっかり身体が冷えてしまいました(爆)



しかしこのコンテナの底に足をつけるとなにやら黒いコールタール様のものが
付着するのは少々閉口したのですが、そんなことを言うと
「何を言っているのだ、無料でこんな良い想いをさせていただいて滅相もない」
とのお叱りが聞こえてきそうです。
まだまだわたくしには修行が足りないようです


第9位 ふるっぷ温泉 (北海道)



この空疎唐突感もしびれます



北海道はやはり何と言っても閑散感がいいですね
文字通り仮設浴場の孤高の姿に泣きました

  

過不足無い完璧の共同湯スタイル。
個人的な好みとしては壁際の浴槽よりも洗い場中央に配置せられた浴槽が好きなのですが

  やめられないわけです。
 
第8位 櫛田川温泉 (三重県)


秋の一日、櫛田川温泉を捜して三重県に向かいました
途中幾多の松阪牛の看板にも目もくれず、一目散に目指した先に見つけた工場?
そしてテニスコートとライ麦畑。



サリンジャー先生はよもやこの景色を見て[ライ麦畑でつかまえて]を書いたのでもあるまいが…
めざす魚見の湯を発見したときに私の脳裏には「The Catcher In The Rye」という文句がよぎりました
でもこれってライ麦なんかじゃないよね、どうでもいいか。

     
      

現在溜め湯状態。透明ぬるぬるアワアワ、微微硫黄臭
その後、カラン全開で源泉大量投入。
僅か200円。テニスコートの湯。
三重県にあって出色の珍湯ではないでしょうか
夏場に行ったら超極上おすすめです



美しき青き櫛田川

 
第7位 蓬莱温泉 (静岡県)




その温泉旅館には何の変わったところもない小さな浴場がひとつ
しかしこれが足下自噴、非加熱、放流式、無加水、泉質優良、マグロ美味
いったい何拍子揃った温泉なのでしょうか

↑凄まじい勢いで源泉が吹き上がってきます
どうやらこの浴槽の真下に湧出口があるようですが、その真上に浴室を造り、湯口は浴槽の下部。
これ以上新鮮の湯があるでしょうか

  

あまりきれいでない写真ですいません。美しくない写真は禁止でしょうか


第6位 金太郎温泉 (富山県)

 

 




金太郎が訪ねた鬼ヶ島をイメージしたのでしょうか
いや、鬼ヶ島は桃太郎か…、よく判りませんが巨大な銘石群と美しい白濁の湯



満足しきって表情がまるきり弛緩しまくりです
平常でも弛緩しているのにもはやゆるゆるのタルタル状態



露天風呂自体が巨大なのであまり感じませんが、湯口、湯量そのものも壮観



ぽつぽつと降り出した雨を眺めながらの入浴となりました
巨大美麗施設ですがこれは700円払っても惜しくないと想いました



 
第5位 会津川口温泉 (福島県)

三度目の正直でようやく入れました



夜の撮影、湯気、そして我が涙
レンズ曇りまくりですいません



それにつけても極上の湯です
最適サイズの浴場と最適サイズの浴槽
全てそうあるようにあります
漆黒の闇夜にぼんやりと浴舎の灯を見るとき、きっとあなたも感涙にむせぶ



 
第4位 ニセコ湯本温泉 (新潟県)




画質すこし落としすぎたかな?
目隠しもあまり意味がないような気がするのですが…
第一、一貫性に著しく欠けるじゃないか



さあ、これであなたもニセコ大湯沼に

いきたくな〜る
いきたくな〜る
いきたくな〜る
いきたくな〜る 



まだ写真が張り終えていませんでした、いや、失敬。



やはり顔モザイクかけるとてきめんに画質が悪くなりますね





これだけ多くのお風呂群を独占したのも少ないような気がします
次にいけるのはいつになるのだろうな〜
ああ、また旅に行きたいな〜、

 
番外 写真数点




まったく何がなにやら判らないかも知れませんがまさに圧巻の湯でした



霧の早朝、独り入浴を楽しみ、名残惜しくて記念写真を撮りました

 
第3位 蓮華温泉 (新潟県)


やってきました。蓮華温泉。はずかしながら初訪問



ただいっさいは流れてゆきます
静謐の湯


細かいことはどうでも良いのです
この湯に浸かってみるべし
浸かってみるべし
浸かってみるべし



美しすぎて吸い込まれてしまいそうです
もちろんこの後狂喜して入浴しましたが



さらに高みを昇って行きます
浴客が独り流れ行く雲を眺めて立ち止まっていました



一番天に近い薬師の湯
透明緑色熱めの湯。



薬師湯からの下り道で望む疝気の湯
チャンス! 登山客が入浴を終えたようです



まあ、特に何も言うこともないのではないでしょうか
極楽の湯浴みで我が疾風怒濤の魂は溶融して朝日岳稜線へと昇華



そうして最後の露天風呂へ
壮大な山上の天国湯から再び静謐の湯へ



美しい…

第2位 山中温泉 (石川県)
 


温泉街中ほどに建つ豪壮な建築物
しかし中に入って完全にやられました



所詮、写真ではあのスペクタクルを表現できないのでしょうか
全然ダメです、あの圧巻絵巻をまるきり現せません



これほどの豪壮でこれほど圧巻の浴場を私は他に識りません
夏の旅の一日、こんな素晴らしい浴場に遊べてただただ満足です



もう出なくちゃいけない。旅はまだ続くんだ。
でも湯からの上がりしな、名残惜しくて浴場をもう一度パチリ。
 
第1位 尾張温泉 (愛知県)

旅の終わりは文字通り尾張温泉
夏なのに肌寒いような驟雨の日でした







美しい浴室でした
気がはやってカメラ持つ手が震えてしまいました。
美しくない画像は禁止でしょうか



中京地帯の湯特有の黄色みがかった透明
熱めの湯がもちろん流しっぱなし。
旅の終わりに相応しい温泉でした


その浴場は小さなものでけして圧巻でもなければ豪壮でもありませんでした
でも良質の湯がとろとろと常時流れ続け、外は夏の冷たい雨。
長距離運転と長旅の強行軍に疲れた身体が、ほっと和らいで行くようでした
こんな温泉がいいんだ、こんな温泉が好きだ。
雨の名古屋もなんだかとっても素敵に思えてしまいました

きっと2009年もこういうちょっとした感動を味わいたくてまたフラフラと出かけるんだろうな〜
                                                            

 

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