2005年度 太宰版温泉ベスト 

わたくしが2005年に初めて入浴した温泉のベスト7です
全く私的な主観に基づくランキングです。あしからず

第7位  蘇鶴温泉(高知県)

  

  疲れ果ててたどりついた蘇鶴温泉。暗闇の中に灯を見たとき、どんなに心が沸き立ったことでしょう。身も心も癒されて、この温泉が好きだと思いました。

第6位 大塩温泉(福島県)

急峻な河岸を下っていくと季節限定の露天風呂が見えてきました。凄い湯量です。心臓がドキドキしました。

季節は春。薄緑に萌え始めた新緑と残雪が泣けました。

  

たった独り、1時間ものんびりと時を過ごしました。この世に極楽があるのなら、きっとこんな所を言うのに違いないと思います。

  第5位 人温泉 (静岡県)


伊豆天城山中の某所

 
犬猫温泉と人温泉があります


 

  湧きたての大量の湯が惜しげもなくどばどばステンレスの浴槽に捨てられています
伊豆は名湯の宝庫といわれていますが、人温泉ほどの爽快な湯を私は識りません…?

第4位 折立温泉 (新潟県)


  

折立温泉の中にひっそりと建つ某旅館の浴場は圧巻でした。お湯が盛り上がっていました。止めどなくあふれ続けるお湯に浸かるとき、わが浪漫の想いは越後の空へと昇華して行くのでした。なんのこっちゃ。

  第3位 那須湯本温泉 (栃木県)

いまさら説明も不要な那須湯本の鹿の湯


これが宿泊客および地元の専用浴場のICカギ

滝の湯共同浴場



感激の涙で曇ってうまく映りません

 

旅館街下手にある川原の湯共同浴場です
小さな小さな浴場ですが樹の質感と良質な湯が大変うれしいです。
熱いのが苦手な人はここがお勧めです。

  第2位 木賊温泉 (福島県)

美しい渓流と質素な湯小屋が見えてきました


「秘湯」の有名どころですが、その名に恥じない素晴らしいところです

     
足下から湧き出す湯はシルクのような肌触りです。
かぐわしい硫黄の香りとその風情は超A級

帰りしな、名残惜しくて何度も何度も振り返りました。

 第1位 穂波温泉 (長野県)

何の変哲もない住宅地に建つ公民館風共同浴場です
この日は、紅白幕がかかっていました。宿泊者でなければ入れません


共同浴場の脱衣はこういうのがいいですね
宿泊者でないと入れません


脱衣場から見る浴場です。
シンプルですがこれ以上何が必要というのでしょう
郷愁をさそはれます。


涙で曇ってファインダーがずれてしまいました。


大海原のように盛り上がっては流れ去る無限の湯。

  この時の旅では、多くの、色や匂いや味の付いた湯をはしごしてきました。
帰り道、勝手知ったる北信濃の湯田中温泉郷にたちよりました。
穂波の優しいお湯と浴場に、旅の疲れがふっとんでいきました。
やっぱり私は、こんな浴場が一番好きです

 

太宰楼別館へ      太宰楼トップへ

 

 

 

 

inserted by FC2 system